注目!世界のフェスティバル・・・グラインドボーン・オペラ祭
ロンドンの南80キロにうつくしい館をかまえていた貴族ジョン・クリスティーが、ソプラノ歌手の妻オードリーのために敷地内に座席数300というこぢんまりとしたオペラハウスを建てたのが、このオペラ祭の発端。
ときおり有名歌手を招いてサロン・コンサートも開いていたクリスティーは、周囲のすすめもあって、1934年《フィガロの結婚》で音楽祭を始めた。
国の補助を受けていない私的音楽祭という特徴はいまも同じで、若手歌手の育成に努め、また小劇場という条件をたくみにいかした斬新な演出でも知られる。
90年代に入って改築をくりかえし、現在は最新の舞台機構やリハーサル室も整っている。