シンデレラと時計の話 2
そうした約束をヨーロッパの人びとがスムーズに受け入れてきたとすれば、それはヨーロッパのどんな時代なのでしょうか・・・。
これが私の「シンデレラ物語」に対する素朴な疑問です。
・・・それでは「シンデレラ物語」はいつごろの話なのでしょうか。
この話は元来、「眠れる森の美女」「赤ずきんちゃん」などとともに、17世紀フランスの作家シャルル・ペローが民話から取材した童話の一つなのです。
岩波文庫からも『ペロー童話集』が出版されていますね。
それをみると、「シンデレラ物語」は「サンドリヨンまたは小さなガラスの靴」と題して収められています。
その書き出しは、「むかし、ひとりの貴族がいて・・・」となっています。
ペローが『ペロー童話集』を編集出版したのは1697年のことですから、「むかし」といえば、常識的にみて当時の人びとが生まれる以前・・・
つまり少なくとも17世紀以前のことを指すと考えてよいでしょう。
D&G 時計が生まれるずーっと以前の話ですね。