組織に属するとき 3
借金は期限前でも返済する。
飲み屋のツケは請求書がきたらすぐ払う。
どうせ払わなければならない税金ならできるだけ早く納税をすませる。
断わりや謝りにいかなければならないことはさっさとかたづける。
逃げられないことややらなければならないことはどんどん決断し、早く処理してしまう。
・・・このほうが心に負担が残らないだけでもいいのです。
「とくに好ましくないことはいつでも心の隅に引っ掛かっていて気が重いが、思いきってかたづけてしまうと、すうっと心が軽くなる。
こういう経験は誰でも持っているだろう」
「あれもすんだ、この仕事もかたついた、と思うのは実にいい気分ですからね。
さあ次の仕事もかたづけるぞ、という新しいファイトも湧きますしね。
社長業にはとくにその気分の軽さが必要なんでしょうね」
「それとともに気分の積極性だね。
ボクは昔から、どっちでもいいことなら未知のほうをとることにしています。
商売は別だが個人の買物のときなど、できるだけ初めての店で買う。
レストランなんかでもそうだ。
昼食など近いところで手っ取り早くというときには行きつけの店でということももちろんあるが、そのほかは行きつけの店や馴染の店というのはすくないね」